変数の使い方
Pythonでプログラミングを始める際に、まず理解しておくべきなのは変数(外部リンク)とその使い方です。変数はデータを格納するための器です。具体例を見てみましょう。
name = "Alice"
age = 30
is_student = True
上記のコードでは、name
という変数に”文字列”の「Alice」を、age
には数値の「30」を、is_student
には論理値の「True」を代入しています。
変数名のルール
変数名を設定する際にはいくつかのルールがあります。
- 英文字、数字、_(アンダースコア)のみ使用可能
- 数字で始めてはいけない
- 大文字と小文字は区別される
Pythonのデータ型
Pythonには様々なデータ型(外部リンク)が存在します。主要なデータ型には次のようなものがあります。
- 文字列 (
str
) - 整数 (
int
) - 浮動小数点数 (
float
) - 論理値 (
bool
) - リスト (
list
) - 辞書 (
dict
)
文字列 (str)
文字列は文字の列です。
message = "Hello, World!"
整数 (int)
整数は小数点を持たない数値です。例えば29や-54などです。
age = 25
浮動小数点数 (float)
浮動小数点数は小数点を含む数値です。これには実数も含まれます。
price = 19.99
論理値 (bool)
論理値は真偽値とも呼ばれ、True
か False
のいずれかを取ります。
is_valid = True
リスト (list)
リストは複数のデータを一つにまとめたデータ型で、それぞれのデータが順序を持っています。
fruits = ["apple", "banana", "cherry"]
辞書 (dict)
辞書はキーと値のペアでデータを保持します。
person = {"name": "Alice", "age": 30}
まとめ
以上のように、Pythonでは多様なデータ型とそれに関連する変数が利用できます。これらを効果的に活用することで、より効率的にプログラミングが行えます。さらに、変数に適切な名前を付けることで、コードの可読性も向上します。今後のプログラミングに役立ててください。
「プログラミングは問題解決の技術であり、創造力を発揮する場でもあります。学び続ける姿勢を大切にしましょう。」
George Boole