Pythonでのデータベース処理 – Pythonで始めるプログラミング
Pythonは、多くの用途に使用できる強力なプログラミング言語です。特にデータベース処理において、その有用性は顕著です。この記事では、Pythonを使用したデータベース処理の基本について説明します。
データベース接続の設定
まず、データベースに接続する必要があります。Pythonにはさまざまなデータベース接続ライブラリがあります。SQLite3(外部リンク)やPsycopg2(外部リンク)などが一般的です。
- SQLite3: 軽量でインストールが簡単
- Psycopg2: PostgreSQLデータベースと連携
SQLite3での接続例
import sqlite3
conn = sqlite3.connect('example.db')
c = conn.cursor()
データのクエリと操作
データベースに接続した後、データのクエリや操作ができます。SELECT
文を使用してデータを取得し、INSERT
文を使用してデータを追加する方法を以下に示します。
データの取得
c.execute("SELECT * FROM users")
rows = c.fetchall()
for row in rows:
print(row)
データの追加
c.execute("INSERT INTO users (name, age) VALUES (?, ?)", ('Taro', 25))
conn.commit()
エラーハンドリング
さらに、データベース操作中にエラーが発生する可能性があります。try...except
ブロックを使用してこれらのエラーをキャッチし、適切に処理することが重要です。
例
try:
c.execute("INSERT INTO users (name, age) VALUES (?, ?)", ('Jiro', 'thirty'))
conn.commit()
except sqlite3.Error as e:
print("An error occurred:", e.args[0])
まとめ
Pythonでのデータベース処理は非常に便利であり、多くのプロジェクトで役立ちます。適切なライブラリを選び、エラーハンドリングをしっかり行うことで、安全かつ効率的にデータベース操作が可能です。
参考文献: Python公式ドキュメント