async/awaitで非同期処理をシンプルに – JavaScriptで始めるプログラミング

async/awaitで非同期処理をシンプルに – JavaScriptで始めるプログラミング

JavaScriptで非同期処理を扱う際、callbackPromiseを利用する方法は一般的です。しかしasync/awaitを使うことで、さらにコードをシンプルにできます。この記事ではasync/awaitによる非同期処理の基礎を紹介します。

「async/await」を利用することで、非同期処理をまるで同期処理のように記述できます。

非同期処理の基本

async/awaitを使う前に、まずは非同期処理の基本を理解しましょう。Promiseを用いることで、非同期処理をより簡単に扱うことができます。例えば、次のようなコードです。

    
      function fetchData() {
        return new Promise((resolve, reject) => {
          setTimeout(() => {
            resolve("データを取得しました");
          }, 2000);
        });
      }
    
  

async/awaitの基本

次に、このPromiseasync/awaitを使って扱ってみましょう。以下のようにコードをシンプルに記述できます。

    
      async function getData() {
        const data = await fetchData();
        console.log(data);
      }
      getData();
    
  

このように、awaitを使うことで、Promiseの結果が返されるまで待つことができます。さらにtry/catchブロックを使うことで、エラーハンドリングも簡単に行うことができます。

エラーハンドリング

非同期処理でもエラーハンドリングは重要です。async/awaitを使用することで、try/catchブロックを用いてエラー処理を行えます。

    
      async function getDataWithErrorHandling() {
        try {
          const data = await fetchData();
          console.log(data);
        } catch (error) {
          console.error("エラーが発生しました", error);
        }
      }
      getDataWithErrorHandling();
    
  

まとめ

以上のようにasync/awaitを使用することで、非同期処理がより直感的に、かつ簡潔に記述できます。このため、JavaScriptでの非同期処理を扱う際にはasync/awaitの使用を推奨します。さらに学びたい方は、MDN Web Docs(外部リンク)を参考にすると良いでしょう。

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