セッションとクッキーの使い方 – PHPで始めるプログラミング
プログラミングにおいて、セッションとクッキーはユーザーの状態管理に重要な役割を果たします。この記事では、PHPでのセッションとクッキーの使い方について解説します。
セッションの使い方
セッションは、ユーザーの接続が続いている間、サーバー側にデータを保存するために使用されます。セッションの開始方法は次の通りです。
<?php
session_start();
?>次に、セッションにデータを保存する方法です。
<?php
$_SESSION['キー'] = '値';
?>さらに、セッションの値を取得するには、以下を使用します。
<?php
$値 = $_SESSION['キー'];
?>セッションはサーバー側に保存されるため、クライアント側での変更が難しいです。
クッキーの使い方
クッキーは、ユーザーのブラウザに保存される小さなデータです。主な使用方法は次の通りです。
まず、クッキーを設定する方法です。
<?php
setcookie('キー', '値', time() + 3600);
?>次に、クッキーの値を取得する方法です。
<?php
if (isset($_COOKIE['キー'])) {
$値 = $_COOKIE['キー'];
}
?>しかしながら、クッキーのセキュリティには注意が必要です。クッキーはクライアント側に保存されるため、悪意のあるユーザーが変更する可能性があります。
セッションとクッキーの比較
- セッション：サーバー側で管理されるため、セキュリティが高いが、サーバーに負荷がかかる。
- クッキー：クライアント側で管理されるため、セキュリティが低いが、サーバーへの負荷が軽い。
これらの特徴を理解し、目的に合わせて使い分けることが重要です。例えば、ログイン情報の管理にはセッションを、ユーザーの設定情報の保存にはクッキーを利用することが一般的です。
さらに学ぶ
PHPのセッションとクッキーについてさらに学ぶためのリソースを以下に紹介します。
