HTMLでのレスポンシブテーブルの作成 – HTMLで始めるホームページ作成
ホームページの制作において、テーブルはデータの表示において非常に有用です。しかし、モバイルデバイスでも見やすいレスポンシブテーブルを作成することは少し難しいかもしれません。本記事では、そのための簡単な方法をご紹介します。
テーブルの基本構造
まずは、基本的なHTMLテーブルの構造を確認しましょう。
<table>
<thead>
<tr>
<th>ヘッダー1</th>
<th>ヘッダー2</th>
<th>ヘッダー3</th>
</tr>
</thead>
<tbody>
<tr>
<td>データ1</td>
<td>データ2</td>
<td>データ3</td>
</tr>
<tr>
<td>データ4</td>
<td>データ5</td>
<td>データ6</td>
</tr>
</tbody>
</table>
レスポンシブ対応のためのCSS
次に、CSSを使用してテーブルをレスポンシブにする方法を見てみましょう。以下のCSSを使用することで、テーブルが小さい画面でも見やすくなります。
table {
width: 100%;
border-collapse: collapse;
}
th, td {
border: 1px solid #ddd;
padding: 8px;
}
@media screen and (max-width: 600px) {
table thead {
display: none;
}
table, table tbody, table tr, table td {
display: block;
width: 100%;
}
table tr {
margin-bottom: 15px;
}
table td {
text-align: right;
padding-left: 50%;
position: relative;
}
table td::before {
content: attr(data-label);
position: absolute;
left: 0;
width: 50%;
padding-left: 10px;
font-weight: bold;
text-align: left;
}
}
使い方と適用例
上述のCSSを適用することで、各テーブルセルに data-label
属性を追加し、テーブルヘッダーの内容を指定します。
<tr>
<td data-label="ヘッダー1">データ1</td>
<td data-label="ヘッダー2">データ2</td>
<td data-label="ヘッダー3">データ3</td>
</tr>
データが多い場合は、スクロール可能なテーブルにすることで表示を改善できます。
まとめ
このようにCSSを活用することで、HTMLテーブルを簡単にレスポンシブ対応にできます。さらに詳細な情報は、MDN Web Docs(外部リンク)で確認してください。ホームページ作成時には、ぜひこの技術を活用しましょう。